最近のエコ事情を見ていると、エコ活動という名のムーブメントを見ている気がしてしまうのは、何でだろう。と思いつつ環境井戸端会議をやってみようと今回発起した“働く主婦 ヨシノ”です。
今回のお題は、6月10日に麻生総理より発表された『地球温暖化対策の中期目標』について。
会見の内容を改めてリンクしてあったので、見に行きましたが、改めて考えさせられました。

【麻生総理の会見▼


家族やこれからの生活も考えなきゃですし、環境も実はとても身近な問題ですし、でもこれは真剣に考えなければいけない問題なんですよね。
家計や雇用の問題をおいて考えれば15%の削減という目標は地球を守るため、子供たちの未来を守るためには大きすぎる目標ではないのかも知れません。
でも、この決定を発表するまでにいくつかの目標に対してパブリックコメントを収集していましたが、麻生総理は10000人も集まったという表現をされてましたが、10000人??とメディアへの露出や、国民全体にもっと露出すべきだったのでは?と驚きました。少ないのでは・・・。
決まった中期目標では、環境問題と向き合う私たちにも大きな影響があります。麻生総理も、国民の皆さんにも負担を・・・とお話されています。
実際に、年間の負担額だけでなく、雇用問題にもかかわるので、話題としてもっと大騒ぎになってもいいくらいなのに、何故そんなに露出がないんだろう・・・。
これからの地球を守ること、子供たちを守ること、この気持ちのもとに少し噛み砕いて制作させていただきましたので是非、ご覧頂きご感想などいただければと思います。

地球温暖化対策の中期目標って?

政府の「地球温暖化問題に関する懇談会」が2020年の温室効果ガス削減中期目標について、6案の選択肢を正式に決めました。
6案を公開し、約1ヵ月間、国民から意見を募集する。ということであちこちで、パブリックコメントを募集していました。 政府は6月に、6案を一つに絞り込み、中期目標とする方針で、京都議定書に続く2013年以降の温暖化対策の枠組みを決める国際会議で示していくことになります。
案は、二酸化炭素などの温室効果ガスを、1990年時点と比べて4%増〜25%減とする内容となっています。各選択肢では、太陽光発電などの新エネルギーや、電気自動車などの次世代自動車についての導入目安など、目標達成に必要な対策も示されています。

今回発表された中期目標とは?

今回の中期目標の決定(真水ベース)

深刻な問題となっている地球温暖化。
人類が過剰に排出したCO2などの温室効果ガスにより、大気と海洋の温度が年々上昇しています。
世界各地で、すさまじい台風や豪雨による水害が起こる一方で、逆に雨が降らないために水不足で苦しむ地域も出ています。
これらは、温暖化による異常気象と言われています。温暖化の影響は、すでに目に見えるほど大きくなっている。これが現実です。但し、温室効果ガスの削減は、家計や雇用など、国民生活全般にわたって大きな影響を与えるものです。
と会見にもありましたが、今回の決定は、6案の(3)に一番近い15%の削減です。(右図)

・失業者:11万人〜19万人増加
・世帯あたりの所得:4万円〜15万円(年間)減少
・家庭の光熱費支出:2万円〜3万円(年間)増加
どうやって可能にしていくか?
本当にどのような施策があるのか?
考えさせられますね。